なぜ中小企業こそマーケティングが必須なのか?4つの成功事例から学ぶ弱者の戦略

「うちの製品、モノはいいのになぜか売れない」
「マーケティングのやり方がわからないし予算もない」
「販売が営業頼りになっている」

このように悩んでいる中小企業の社長や社員さんはたくさんいらっしゃると思います。

この記事では、マーケティングの知識が無い人でもすぐに始められるマーケティング手法やリソースや費用を抑えたマーケティング手法について事例とともに解説します。

中小企業こそマーケティングが重要な理由

マーケティングと聞くと、「大企業がやるもので中小企業には必要ない」と思うかもしれませんが、マーケティングは中小企業こそ必要なのです。

マーケティングを戦略的に活用することで、中小企業でも大企業に匹敵するような認知や販売実績を獲得することも不可能ではありません。

記事の後半では、実際に中小企業のマーケティング施策で大きな実績を残した例も紹介しています。

中小企業のマーケティング課題は?

ここからは、多くの中小企業が直面するマーケティング課題について解説し、「なぜ中小企業がマーケティングができないのか」について見ていきます。

マーケティングができる人材・知識不足

まず1つの理由が、「マーケティング専門の人材がいない」という、人が原因によるものです。

そもそも経営者がマーケティングの必要性を感じておらず、人材募集すらしていない場合もあるのではないでしょうか。

マーケティング費用がない

またそもそも、中小企業ではマーケティングのための費用をかけることができません。

一般的にマーケティングというのは、イベントや広告などで費用が高くなりがちという認識があるかもしれません。

しかし現在は、SNSやインターネットの発達により、費用をかけずにマーケティングができる時代です。

マーケティングの手法を知ることでこの課題は解決可能です。

中小企業のマーケティング成功事例

ここからは中小企業のマーケティング事例を紹介していきます。リソースや費用が少ない中小企業でも実施できる成功事例を紹介しているので、参考にしてみてください。

事例①まるか食品のペヤングやきそば

出典:ペヤング

まずは、やきそばのペヤングが有名な「まるか食品」をご紹介します。まるか食品は従業員135名の中小企業です。

ペヤングは2012年に激辛のペヤング「ペヤング 激辛やきそば」を発売しました。この商品が「辛すぎる」とネットで話題になりました。

この商品を機に続々と一風変わった新商品を展開しています。

  • ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX(ギガマックス)
  • アップルパイ味
  • スカルプD

攻めた商品を作ることでYouTubeやTwitterなどで話題になります。SNSで話題になるとテレビ番組などでも取材依頼がきます。

例えばギガマックスなどは、パッケージにあえて大きく「2142kcal」と表記し、「*1日1食までにしてください」と注意書きを記載することでYouTube映えしやすいよう工夫されています。

こうした施策により、YouTuberなどのインフルエンサーは案件依頼をしなくても自発的にコンテンツを作成してくれます。

ペヤングの例は、マーケティング費用もリソースもほぼかけずにマーケティングができている好例です。

事例②中村印刷所の方眼ノート

出典:中村印刷所

こちらは企業ではなく、家族経営の印刷所の事例です。

中村印刷所が開発した見開きのぎりぎりまで書き込める「方眼ノート」は特許も取得しましたが、発売当時は多くの在庫を抱えている状態でした。

そんな時、何気なく投稿した1つのツイートがバズり、大反響を得ました。今ではジャポニカ学習帳とコラボしたり、Amazonや楽天市場、ヨドバシカメラなどでも販売されるまでになりました。

事例③株式会社divのTECH CAMP(テックキャンプ)

76万人以上のチャンネル登録者数を持つ人気YouTuber「マコなり社長」は、株式会社divの代表でもあります。

社長自身がインフルエンサーとなり、プログラミング教室「TECH CAMP(テックキャンプ)」への誘導や社員募集に活用しています。

YouTubeの運営はある程度の知識が必要ですが、費用をほぼかけずに運用することもできるのがメリットです。

事例④株式会社I-ne(アイエヌイー)のBOTANIST(ボタニスト)

ボタニストは、サロン品質の高品質なシャンプーです。

主にInstagramを活用したデジタルマーケティング戦略で、大手メーカーのシャンプーにも迫る累計5,000万本の販売実績をあげています。

特定のモデルを活用したマーケティングは行わず、投稿を見ただけでボタニストの投稿だとわかるようブランドの世界観を表現しています。

事例⑤中川政七商店

 

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【中川政七商店 分店 旅が誕生】 本日8月5日(水)、中川政七商店初の トラベル業態「中川政七商店 分店 旅」が「大阪国際空港(伊丹空港)」の保安検査場内にオープンしました! 初のトラベル業態は、旅のはじまりと終わりに立ち寄りたくなる、旅・土産・暮らしが集まる“新たな空港スタンド”。 何より楽しんでいただきたいのが、その店舗空間です。 行商でにぎわう江戸時代の街頭をイメージした店先には、なんと「駕籠(かご)」をモチーフにした棚が! 他にも茶店のベンチのような什器や静岡で誂えた茶箱など、旅情をかきたてるような、旅の玄関口が誕生しました。 店内には、旅に役立つアイテムから関西土産、産地の風土を活かした暮らしの道具まで約1,800点が並びます。 🦌旅の道中を盛り上げるコミュニケーションも随所に! ▶旅先についてスタッフと気軽に会話できる店内中央のカウンター ▶移動中に読みたくなる本 ▶日本各地の旅先情報を調べられるインフォメーションコーナー 🦌ここでしか手に入らない限定品やオープニング記念ノベルティも! ▶オープニングノベルティ「関西名物ステッカー」 ▶限定品:旅のお菓子/¥324~ ▶限定品:パインアメ巾着/¥648 ▶分店限定品:携帯ニットポンチョ mino×中川政七商店/¥8,800 お出かけが難しいタイミングではございますが、空港をご利用の際はぜひお立ち寄りくださいね。 <中川政七商店 分店 旅 大阪国際空港店> オープン日:2020年8月5日(水) 所在地:大阪府豊中市蛍池西町3丁目555番地 大阪国際空港 北ターミナル 2階(保安検査場内) 🦌@nakagawamasa7 #中川政七商店 #分店 #旅 #旅行 #旅行好きな人と繋がりたい #旅行好き #伊丹空港 #関西国際空港 #kansaiairport #保安検査場 #関西 #関西旅行 #関西土産 #大阪 #大阪観光 #大阪旅行 #大阪土産 #京都 #京都観光 #京都旅行 #奈良 #奈良観光 #奈良旅行 #空港 #空港好き #パインアメ #トラベルグッズ #旅グッズ

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中川政七商店は、創業300以上を誇る老舗の生活雑貨ブランドです。

もともとは卸売りを主にしていましたが、自前の店舗を持ったりSNSを活用してブランディングに力を入れてきました。

まとめ

中小企業こそマーケティングが重要な理由がおわかりいただけたでしょうか。

マーケティング費用や人材を抑えつつも効果が出た成功事例を参考に、自社でのマーケティング施策を実施してみましょう。

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