TikTokが2021年1月にも収益化可能に!現時点で収入を得る方法も解説

「TikTokで収益をあげることはできるの?」
「TikTokで収益化できるって本当?」

TikTokは若者を中心に人気があるショートムービーSNSですが、TikTokで収益を得て生活したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではTikTokで収入を得ることはできるのか、できるとしたらどのような仕組みかについて詳しく解説していきます。

TikTokで収益をあげることはできる?

TikTokと同様に動画共有サービスであるYouTubeでは収益化の仕組みが実装されています。

この見出しでは、TikTokでも収益化の仕組みがあるのかどうか見ていきたいと思います。

TikTok単体で収益をあげることは不可能

結論から言うと、2020年12月現在、TikTok単体で収益をあげることは不可能です。

TikTokに収益化を行う仕組みがないからです。

ただ、TikTokを使って収入を得ること自体は可能です。

その方法は「TikTokを利用して収益をあげる4つの方法」を参照してください。

【朗報】2021年1月にもTikTokで収益化可能に!

そんなTikTokですが、なんと2021年1月にも収益化が可能になるとされています。

TikTokの収益化について初めて触れられたのは2019年2月に開催された「TikTok CREATOR’S LAB2019」というイベントでのことです。

このイベントではTikTokを運営するBytedance(バイトダンス)社の日本法人副社長である西田氏が登壇し、「クリエイター・マネタイズ・プログラム」と称して、TikTokに2019年のうちに収益化できる機能を実装すると宣言しました。

ところが、2020年に入っても「クリエイター・マネタイズ・プログラム」が始まる気配はありませんでした。

しかし、2020年12月6日にTikTok上でオンライン開催されてたイベント「TikTok CREATOR’S LAB. 2020 -REFLECTIONS-」で、2021年1月後半から収益化の仕組みを実装すると改めて宣言したのです。

具体的には、2020年7月から始まっているTikTok LIVEというLIVE配信機能の中でギフティング機能を実装すると説明されました。

ギフティング機能とは、いわゆる投げ銭機能のことで、LIVE配信中に視聴者が投げ銭を行うと、それが配信者の収益になるというものです。

まだ一般ユーザーはライブ配信はできないものの、TikTokライブはすでに機能としては完成しているようですし、収益化に必要な機能もTikTok内にはほぼ実装されています。

しかも、中国版のTikTokではすでにギフティング機能が実装されています。

そのため、今度こそ本当に、TikTokで収益化できるのではないかと言われています。

TikTokを利用して収益をあげる4つの方法

2020年12月現在、TikTokを使って直接収益をあげることはできませんが、間接的に収益をあげることは可能です。

TikTokを利用して間接的に収益をあげる方法には以下の4つがあります。

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

方法①:企業案件を受ける

TikTokを使って間接的に収益をあげる方法の1つ目は企業案件を受けることです。

企業案件とは、企業がTikTokの動画の中で商品やサービスのPRを依頼するというものです。

企業案件は多くのYouTuberにとって大きな収益源であり、TikTokでも同様に企業案件を受けられれば大きな収益を得られます。

しかも、TikTok公式の収益化手段ではないため、TikTokに手数料を取られることもありません。

TikTokでは動画の中で商品やサービスを紹介することもありますが、企業がハッシュタグチャレンジを広めるために見本動画の投稿を依頼する場合もあります。

ただ、現在ではまだ企業案件が受けられるのは、芸能事務所などに所属している一部のトップTikTokerに限られます。

方法②:YouTubeに誘導する

TikTokを使って間接的に収益をあげる方法として、YouTubeに誘導する方法もあります。

TikTokをYouTubeの集客手段として利用するのです。

YouTubeではすでに収益化の仕組みが実装されていますし、TikTokに比べると多くの人が企業案件を受けられるため、収入を得る方法の幅が広いです。

TikTokはショートムービーSNS、YouTubeは長尺の動画サイトなので、TikTokでプレビューを流し、YouTubeのリンクを貼って誘導するのです。

この方法は有効で、YouTuberの中にはTikTokも一緒に利用している方も多いです。

ただ、やはり動画の内容が面白くなければ意味がないので、YouTube、TikTokの双方でユーザーの興味を引ける動画を作成する必要があります。

方法③:収益化できるSNSに誘導する

YouTube以外でも、収益化できるSNSに誘導することで収益を得る方法もあります。

TikTokの性質上、やはりYouTubeが一番相性が良いのですが、他のSNSにも誘導すること自体は可能です。

YouTube以外だと、ライブ配信を行える17LIVEあたりが収益化が可能で、なおかつTikTokと相性がいいのではないでしょうか。

また、公式に収益化の仕組みはありませんが、写真が中心のSNS、Instagramも企業案件が盛んなため、TikTokより収益が得やすいと考えられます。

ちなみに、Instagramで収益を得る方法については下の記事で詳しく解説しています。

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方法④:【一部のみ】インセンティブ

TikTokではインセンティブという収益を得る手段もあります。

2020年7月、TikTokが「優秀投稿者」に選ばれた人に以下のようなシステム通知を行い、200ドルのインセンティブを付与したのです。

当選のご案内:TikTok教室お家で学べる知識編にご投稿ありがとうございました。
あなたを優秀投稿者に選定し、インセンティブをお送りいたしました。
プロフィール画面よりポケットをご確認ください。
尚、現在は、TikTok教室実験編の投稿も募集中です。
今回も素敵なプレゼントを準備しております。
ご参加お待ちしております。

それ以降もTikTokは定期的に「TikTok教室」という企画を開催し、集まった動画の中から優秀投稿者を選び、動画制作支援金としてインセンティブを付与しているようです。

TikTokで収益を受け取る方法

上でも解説したとおり、TikTokではすでに収益を受け取る方法が実装されています。

それは、「ポケット」という機能です。

「ポケット」はマイページ>︙>ポケットでアクセスすることができます。

ポケットの画面に表示されているコインは、チャージしたり、他の人から受け取ったりすることが可能です。

そして、TikTokのFAQによると、コインでバーチャルギフトを購入し、LIVEを配信者にプレゼントすることができるようです。

ちなみに、LIVE配信者は受け取ったバーチャルギフトをPayPal経由で引き出すことができます。

引き出しは一定額から可能で、引き出しまでには通常15営業日程度かかるようです。

【考察】TikTok収益化の仕組みは?

この見出しでは、TikTok収益化がどのような仕組みで実現するか考察していきたいと思います。

先ほども述べたとおり、ライブ配信機能で投げ銭が行われるようになるのはほぼ確実ですが、それ以外にはどのような収益化の仕組みが実装されるのでしょうか。

TikTokと似たような収益化されているサービスにはYouTubeがありますが、YouTubeで主に収益化の仕組みとして採用されているのは広告収入です。

YouTubeでは動画の最初や途中に広告を設置することにより収益化できます。

しかし、これをTikTokで実現するのは難しいと言わざるを得ません。

TikTokはショートムービーSNSなので、動画の最初に毎回広告が表示されるわけではなく、動画の途中で広告が流れることもありません。

広告は8投稿に1回のペースで流れます。

もしTikTokで動画が始まるたびに広告が流れたら煩わしくて仕方ないでしょう。

そのため、広告と動画を1対1対応で紐付けることができないのです。

このことから、TikTokでは広告収入モデルで収益化する仕組みを作るのは困難と考えられます。

今後実装されるとしたら、視聴者がユーザーにライブ配信とは関係なく直接ギフトで支援できる機能などではないでしょうか。

TikTok収益化に備えて今できること3つ

上でも述べている通り、2021年1月にはライブ配信でTikTokを収益化することが可能になると言われています。

TikTok収益化に備えて今できることは主に以下の3つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

動画を投稿し続ける

まず大切なのは、動画を投稿し続けることです。

TikTokでは過去に投稿した動画が資産として残りにくく、注目を浴びるためには常に動画を投稿し続ける必要があります。

そして、いくらファンがいても、動画を投稿しなければ総視聴回数はあまり伸びません。

逆に言えば、TikTokではファンの数に関係なく、良い動画を出せばきちんと評価されます。

とはいえ、ファンの数が増えればライブ配信をした時に視聴者が多くなるため、それだけ収益が得られる可能性も高くなります。

今のうちに動画を投稿し続けてファンを増やし、ライブ配信の収益化に備えましょう。

ライブ配信の内容を考える

今のうちにライブ配信の内容を考えておくのも重要です。

TikTokでは通常のコンテンツはショートムービーですが、ライブ配信はもちろん15秒で終わるわけではありません。

そのため、ライブ配信で評価されるためには、ショートムービーで評価されるのと違った戦略が必要です。

いくらショートムービーが魅力的でも、ライブ配信がうまく行かなければ、TikTokで収益を得るのは難しいと考えられます。

魅力的なライブ配信になるように、今のうちから内容を考えておくべきでしょう。

分析機能で日々改善を重ねる

ショートムービーについて、分析機能で日々改善を重ねるのも重要です。

TikTokでは無料で切り替えることができる「プロアカウント」にすると、インサイトという分析機能を用いることができるようになります。

インサイトでは以下のような数値を見ることができます。

インサイトで見れる数値

  • 動画の視聴回数の推移
  • フォロワー数の推移
  • プロフィールの表示回数
  • 人気上昇中の動画
  • 動画投稿数 など

インサイトで数値を分析していければ、どのような動画が伸びるのかコツをつかめるようになるはずです。

具体的には、人気上昇中の動画がどれなのかを確認すると良いでしょう。

ちなみに、プロアカウントに切り替えるためには、設定>アカウント管理>プロアカウントに切り替えるの順でボタンをタップします。

すると、以下のような画面が現れます。

この2つの中からアカウントの種類を選択し、次の画面でカテゴリ、性別を選択するとインサイトが見れるようになります。

TikTokの収益化のまとめ

2020年12月現在、TikTok単体で収益を得ることはできません。

しかし、2021年1月にもTikTokライブで投げ銭機能が実装され、収益化が可能になると言われています。

また、TikTokでは以下のような方法で収益を得ることも可能です。

TikTokではポケットという機能ですでに収益を得る仕組みが整っています。

得られた収益はPayPalを使って現金化することができるようです。

2021年1月に備えて、今からTikTokでできることには以下のようなものがあります。

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