「YouTube動画にSEO対策って効果的なの?」
「YouTube動画のSEO対策って何をすれば良いの?」
このように考えていませんか?
「SEO対策」と言われてもどうしたら良いかわかりませんよね。
そこで、この記事ではYouTubeでそもそもSEO対策は有効なのか説明し、その後にYouTubeで効果的な25個のSEO対策を伝授したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeでSEO対策は効果的?
YouTubeでSEO対策は効果的かと言われると、その答えはYESです。
SEOとは?
そもそもSEO(Search Engine Optimization)は検索エンジン最適化と訳され、Googleなどの検索エンジンの検索結果で自分の制作物を上位表示させるように調整する行為を指します。
YouTubeの場合には、自分がアップロードしたYouTube動画をYouTube検索やGoogle検索の検索結果で上位に表示させるようにすることを「SEO」と呼びます。
YouTubeでSEO対策が効果的な理由
YouTubeでは間違いなくSEO対策が重要です。
なぜなら、YouTubeのアルゴリズムでは2021年現在はまだ動画の内容を正確に読みとることができません。
そのためタイトル、概要欄、タグなどの情報から動画の内容を推測するしかないのです。
こうした背景があるので、SEO対策を行っていない動画はYouTubeに十分動画の内容を伝えることができず、どこにも表示してもらえません。
特にチャンネル登録者数が少ない初期のうちは、YouTubeが動画の内容や質を評価するために必要な視聴者の反応のデータを正確にとることができません。
YouTubeも視聴者につまらない動画は見せたくないため、まだチャンネル登録者数が少ない段階では関連動画や視聴者のホーム画面に表示されることは少なくなります。
このような理由から、特にチャンネル登録者数が少ない場合は正しくSEO対策を行って、YouTubeに動画の内容を把握してもらい、YouTubeやGoogleの検索結果に上位表示される必要があります。
それにも関わらず、2020年12月現在、十分なSEO対策を行っている動画は多くありません。
そのため、これから紹介するようなSEO対策を行うことができれば、ライバルに大きな差をつけられることでしょう。
YouTubeのSEO対策のゴール
YouTubeのSEO対策のゴールは「YouTubeから適切に評価されること」です。
察しの良い方はもう気づいたと思いますが、YouTubeでは基本的に、YouTubeから評価されて初めてユーザーからの評価を受けることができます。
YouTubeから評価されない限り、ユーザーに動画を視聴してもらうことすらできないからです。
そこで、ここからはまずYouTubeから適切に評価してもらえるようなSEO対策を紹介します。
さらに、YouTubeから評価された動画が、さらにユーザーからも評価してもらえるような対策まで解説しています。
早速見ていきましょう。
YouTubeで効果的なSEO対策25選【YouTubeからの評価編】
YouTubeで動画を伸ばすためには、まずYouTubeから適切に評価してもらう必要があります。
YouTubeに適切に評価してもらうために必要なSEO対策は以下の9つです。
それぞれのSEO対策について詳しく見ていきましょう。
SEO対策1:動画を撮る前に狙うキーワードを決める
まずは動画を撮る前に狙うキーワードを決めましょう。
たとえば、あなたのチャンネルがサッカーの上達方法について解説しているものだったら、狙うキーワードは「パス」「リフティング」などになるでしょう。
大事なのは、「動画を撮る前に」狙うキーワードを決めることです。
狙うキーワードを決め、YouTubeやGoogleでそのキーワードを検索し、上位に表示された動画やサイトを見た上で、まずはどんな動画がユーザーに評価される良い動画になるのか考えます。
具体的には、上位に表示された動画で役に立つと思った部分はメモを取るなどして、自分の動画でも取り入れるようにしましょう。
そして、上位の表示された動画の内容にオリジナリティを加えてどのような動画にするか決定します。
「YouTubeに検索ワードを使ったSEO対策をしたいけど、知識がなくても簡単にできるコツを知りたい」 「会社でYouTube運用を任されたけど、何からはじめたらいいかわからない」 この記事では、YouTubeマーケティングで成[…]
SEO対策2:チャンネルの規模に合った検索ボリュームのキーワードを選ぶ
YouTubeのSEO対策で重要なのは、チャンネルの規模に合った検索ボリュームのキーワードを選ぶことです。
そもそも検索ボリュームとは、「そのキーワードでどれだけの人が検索するか」を数値にしたものを指します。
残念ながらYouTubeでの検索ボリュームをYouTubeは公開していないのですが、ahrefsなどのツールで推定値を確認できます。
そして、当然ながら検索ボリュームが大きなキーワードほど多くのユーザーが検索するため、上位表示されれば多くの人に動画を見てもらうことができます。
しかし、その分多くの人がそのキーワードで対策した動画をアップロードするため、検索ボリュームが大きなキーワードでは競争が激しく、なかなか上位表示を目指すことはできません。
一方、検索ボリュームが小さいキーワードは上位表示された時のインパクトは小さいものの、上位表示させるのは比較的簡単です。
そのため、まだチャンネル登録者数が少ない場合は検索ボリュームが小さなキーワードから狙っていくべきです。
そして、チャンネル登録者数が増えていくについれて、検索ボリュームが大きなキーワードを狙っていくようにしましょう。
ちなみに、一般的には「サッカー」などの抽象的で1語のキーワードは検索ボリュームが大きく、「サッカー 日本 韓国」など具体的で語数が多いキーワードは検索ボリュームが小さいと言われています。
SEO対策3:タイトルに狙うキーワードを完全一致で含める
YouTubeでSEO対策をする時に、いちばん大切なのはタイトルです。
YouTubeもかなり重視しますし、ユーザー視点で見ても一番最初に見るのはサムネかもしくはタイトルだからです。
タイトルには狙うキーワードを完全一致で含めるようにしましょう。
なぜなら、キーワードを完全一致で含めればYouTubeが動画の内容を把握しやすくなるからです。
たとえば、狙うキーワードを「サッカー テクニック」にした場合の良い例、微妙な例、NG例を紹介します。
- 良い例:【うますぎる】サッカーの華麗なテクニック50連発
- 微妙な例:【うますぎる】サッカーの華麗なテク50連発
- NG例:【うますぎる】サッカーの華麗な技術50連発
まず、良い例では「サッカー」「テクニック」がどちらも含まれているので問題ありません。
微妙な例では「テクニック」が「テク」と略されていて完全一致になっていません。
一方、NG例ではそもそも「テクニック」が含まれていません。
SEO対策4:タイトルを50文字未満に収める
YouTubeではタイトルを50文字未満に収めるようにしましょう。
タイトルが長いとどれが対策キーワードなのかわかりにくくなってしまいますし、何より長くて読みにくいです。
もちろん50文字を少し超えたくらいで大きな影響があるわけではありませんが、「50文字を超えると長すぎ」ということは頭の片隅に覚えておきましょう。
タイトルで伝えきれなかった内容は動画の概要欄に記すのがおすすめです。
SEO対策5:概要欄に複合キーワードを含める
概要欄に複合キーワードを含めるというSEO対策もあります。
複合キーワードとは、メインとなるキーワードにサブキーワードを追加した2つ以上のキーワードのことです。
たとえば、「サッカー」をメインキーワードとした場合、複合キーワードは「サッカー ハイライト」「サッカー スーパープレイ」などとなります。
複合キーワードの中に、自分の動画の内容と関連があるものがあれば、動画の概要欄の説明文中に含めておきましょう。
そうすれば、対策キーワードだけでなく、複合キーワードからも検索され、動画を見てもらえる可能性が上がります。
ただし、キーワードを列挙する形で書くのではなく、動画を説明する文章の中に自然に含めるようにしましょう。
キーワードを列挙する形で書くとスパム扱いされる懸念があります。
また、複合キーワードであっても、自分の内容と関係がないものを無理やり含めるのはやめましょう。
SEO対策6:30個以上のキーワードタグを付ける
YouTubeの動画には30個以上のキーワードタグをつけるようにしましょう。
YouTubeでは動画にキーワードタグを適用することができます。
YouTubeはキーワードタグからその動画がどのような動画なのか判断するので、かなり重要です。
そして、キーワードタグを多くつければYouTubeが動画の内容を正確に把握してくれるため、YouTubeがあなたの動画を適切に評価しやすくなります。
ちなみに、キーワードタグをつけるとGoogleやYouTubeの検索結果に表示されやすくなるだけでなく、関連動画にも表示されやすくなると言われています。
関連動画に表示されれば大きな効果があるため、積極的にキーワードタグを設定するようにしましょう。
ただし、キーワードタグでも動画の内容と無関係のものはつけないようにしましょう。
SEO対策7:動画のファイル名に対策キーワードを含める
細かな対策ですが、動画のファイル名には英語で対策キーワードを含めるようにしましょう。
たとえば、「サッカー テクニック」を対策キーワードにする場合、動画のファイル名は「soccer-technique.mp4」などとします。
この対策には「ほとんど意味がない」という説もありますが、ファイル名はすぐに変えられるため、対策しておくに越したことはないでしょう。
SEO対策8:ハッシュタグを3個つける
ハッシュタグを3個つけるのもSEO対策として有効です。
実は、YouTubeでは、動画のタイトルの上にハッシュタグをつけることができます。
そして、ハッシュタグはSEO対策にもなりますし、関連動画にも表示されやすくなります。
必ず設定しておきましょう。
ハッシュタグは動画の概要欄に「#ハッシュタグ」という形式で入力すれば簡単につけることができます。
ちなみに、YouTubeのハッシュタグについては下の記事で詳しく解説しています。
「YouTubeのハッシュタグって何?」 「YouTubeのハッシュタグってつけるべきなの?」 YouTubeで投稿している人は今日から必ずハッシュタグをつけましょう。 とはいえ、YouTubeのハッシュタグについてよく知らな[…]
SEO対策9:文字起こしにキーワードを追加する
YouTube動画では字幕をつけるために文字起こしをすることがあると思いますが、文字起こしする場合はその文字起こしの内容にキーワードを追加するようにしましょう。
ただし、もちろん不自然に追加するのは禁物で、自然にキーワードが入るようにしましょう。
とはいえ、文字起こしをする時にキーワードを追加するのは困難な場合があります。
YouTube動画の原稿を作る時に、あらかじめ自然にキーワードを追加しておくようにしましょう。
YouTubeで効果的なSEO対策25選【ユーザーからの評価編】
YouTubeから適切に評価された動画が再生数を伸ばして人気動画になるためには、ユーザーからも評価される必要があります。
YouTube動画でユーザーから評価されるのに必要な施策には主に以下の16個があります。
それぞれのSEO対策について詳しく見ていきましょう。
SEO対策10:再生回数を増やす
YouTube動画でユーザーから評価されるのに一番重要なのは再生数です。
動画を見ようとしている時に、再生数を気にする方は多いのではないでしょうか。
これは、「再生数が多ければ、面白い動画である確率が高い」と考えているからです。
そのため、再生数が多い動画はますます再生され、再生数が増えていくことになります。
とはいえ、「簡単に再生数を増やせたら苦労しない」と多くの方が考えるはずです。
そして、それはまったくもってそのとおりです。
動画の再生数はちょっとのことでは上がりませんが、「再生回数が増えたらますます再生される」ということだけ頭の片隅に置いておきましょう。
SEO対策11:平均視聴時間を伸ばす
YouTubeのSEOでは、平均視聴時間もかなり大事です。
平均視聴時間とは、その動画を見に来た人が、平均して何分その動画を見るかという値です。
その動画を多くの人が視聴していても、平均視聴時間が短ければ、多くの人がその動画がつまらないと思って、途中で視聴をやめてしまったということになります。
そのため、視聴者の平均視聴時間は意識しておくようにしましょう。
平均視聴時間はYouTubeのアナリティクスで見ることができます。
SEO対策12:チャンネル登録者数を増やす
YouTubeのSEOではチャンネル登録者数もかなり重要です。
チャンネル登録をする人は、その人の動画を継続的に見に来たいと思っている人なので、その人の動画を高く評価していることになります。
そのため、チャンネル登録者数が多い人はYouTubeからも高く評価されるのです。
とはいえ、チャンネル登録者数も簡単に増やせるのであれば苦労しません。
地道に視聴者を満足させられるような動画を投稿してチャンネル登録をしてもらうしかありません。
ちなみに、チャンネル登録者数を増やす小技としては、「動画の最後でチャンネル登録をお願いする」というものがあります。
SEO対策13:魅力的なサムネイルにする
YouTubeでユーザーから評価されるためには魅力的なサムネイルにすることも重要です。
YouTubeで動画を見ようと思った人の目に最初に飛び込んでくるのはサムネイルだからです。
どんなに内容が魅力的な動画でも、動画を再生してくれなければ意味がありません。
そのため、魅力的なサムネイルで惹きつけて動画を見てもらう必要があるのです。
サムネイルは奥が深いですが、特に以下の3点を盛り込むと良いサムネイルになると言われています。
- 「簡単」「注目」など気になるワードを入れる
- 動画の内容を簡潔に文字で盛り込む
- 顔出しをする
SEO対策14:ユーザーからの評価が高い動画を作成する
YouTubeではユーザーからの評価が高い動画にすることも重要です。
ここで言う「ユーザーからの評価」とは以下のようなものを指します。
- 高評価
- コメント
- 他の人への共有
- リストへの保存
これらの行動をうまく促すことができれば、YouTubeからの評価も上がります。
具体的には、上記のような行動を動画内で自然に促すのが良いでしょう。
たとえば、動画の最後に「この動画が少しでも面白いと思ったら高評価をお願いします」などと言うのです。
また、チャンネル登録者数が少ないうちはコメントには必ず返信するようにしましょう。
コメントに返信していれば、「返信してくれる」と考えてコメントをしてくれる人が増えますし、あなたのファンになって継続的に動画を視聴してくれる人が増えると予想できます。
SEO対策15:関連のあるチャンネルを有効にしておく
関連のあるチャンネルを有効にしておくのも必須と言える施策です。
チャンネルを作成する際は、必ず「関連のあるチャンネル」を有効にしておくようにしましょう。
これを有効にしておくと、ユーザーが他のチャンネルの動画を見た時に、関連があるチャンネルとしておすすめ表示されるようになるからです。
SEO対策16:適切なカテゴリに分類する
動画を適切なカテゴリに分類するのも重要です。
動画をアップロードした後には、詳細設定で動画をカテゴリに分類することができます。
ここでカテゴリを選択すると、YouTubeからどのような動画なのか判断してもらいやすくなるため、関連動画などとして表示されやすくなるのです。
SEO対策17:カードを追加する
カードを追加するという方法もあります。
YouTubeでは動画の最後に以下のようなさまざまなカードを追加することができます。
- 動画カード
クリックすると表示された動画が再生されるカード - 再生リストカード
クリックすると表示された再生リストが再生されるカード - リンクカード
Webサイトへのリンクを掲載することができるカードで、あなたのWebサイト、販売サイト、クラウドファンディングサイトに誘導可能 - チャンネルカード
あなた以外のチャンネルやあなたのサブチャンネルなどに誘導することができるカード
これらのカードを使えば、あなたの動画を最後まで見てくれた人を誘導することができるため、大変有用です。
たとえば、あなたのチャンネルの中でも特に評価が高い動画カードを貼れば、その動画を見てくれる可能性がありますし、その動画を見た人がチャンネル登録者してくれる可能性すらあります。
カードを活用しない手段はありません。
SEO対策18:他のSNSで動画を宣伝する
SNSアカウントを持っている場合は、SNSで動画を宣伝するのも良い方法です。
あなたのSNSのフォロワーがYouTubeにも興味を持って動画を再生してくれるだけでなく、チャンネル登録までしてくれる可能性もあります。
そのうえ、その動画やSNSの告知を拡散してくれる可能性もあります。
そうなればあなたのSNSのフォロワー以外にもあなたが投稿している動画の存在をアピールすることが可能です。
SEO対策19:ブログに動画を埋め込む
ブログを運営している場合、ブログに動画を埋め込むのも良い方法です。
ただし、ブログの場合はただ動画をアップロードしたことを告知するためだけに記事を作成するのはあまり良いことではありません。
ブログサービスの上で行っていて、特にブログを収益化するつもりは問題ありません。
しかし、収益を挙げるためにブログを運営している場合、告知のためだけに記事を作成してしまうと低品質なページを作ってしまうことになり、Googleからマイナスの評価を受けてしまう場合があります。
どうしても告知だけの場合に記事を作成する場合は設定でnoindex設定にして、その記事をGoogleに読み取らせないようにしましょう。
ブログの場合はただ告知をするのではなく、YouTube動画の対策キーワードと同じようなキーワードで記事を作成し、参考動画として自分の動画を掲載すると良いでしょう。
ブログに埋め込まれた動画を見て、あなたのチャンネルに興味を持ってくれる人が増える可能性があります。
その上、動画を見る分ユーザーの滞在時間が増え、それがGoogleから評価されてそのブログ記事の検索順位に良い影響を及ぼす可能性もあります。
SEO対策20:再生リストを作る
再生リストを作るのも良い方法です。
再生リストとは、一定のテーマに沿って複数のYouTube動画をまとめたものです。
再生リストを再生してもらえれば、一度にあなたの動画を多く見てくれるため、再生数を稼ぐことができます。
再生リストを作る時には、関連性が深い動画ばかりを集めて作るようにしましょう。
再生リストの動画同士の関連性が低いとユーザーが興味を持てないため、再生リスト自体をなかなか再生してもらえないでしょう。
ちなみに、作成した再生リストはYouTubeの自分のチャンネルのトップページなどに掲載することができます。
SEO対策21:動画の長さを最適化する
YouTubeでは動画の長さを最適化するのも重要です。
適切な動画の長さはジャンルによって異なるので、目安となる動画の長さは同じジャンルで人気があるチャンネルを参考にするのが良いでしょう。
とはいえ、一般的に言えることもあります。
YouTubeでは実は、短い動画ほど評価されない傾向にあります。
具体的には、2分以内の動画は視聴者にあまり高く評価されない傾向があるのです。
YouTubeでは、再生回数のことだけを考えるのであれば、動画の長さは4~6分程度が最適と言われています。
ただし、YouTube検索で一番評価されるのは10~16分程度の動画だと言われています。
これは、動画が長ければ多くの内容が詳しく語られているはずであり、そのキーワードで調べた人のニーズを最大限に満たすことができると考えられているからです。
SEO対策22:最適なヘッダー画像を設定する
YouTubeでは最適なヘッダー画像を設定するのも重要です。
ヘッダー画像とは、YouTubeのチャンネルページの上部に表示される画像です。
この画像はサイズが大きく、それだけインパクトも大きいため、思わずチャンネル登録したくなるような魅力的なものにする必要があります。
内容はジャンルにもよりますが、そのチャンネルの内容を簡潔に表せるようなものがいいでしょう。
チャンネル名のロゴを表示しているチャンネルが多いです。
動画を観て、たくさんの人がチャンネル登録をした場合、「このチャンネルは良いチャンネルだ」とYouTubeも判断してくれるので、そういった点でもチャンネル登録をしてもらうように導線を作っておくのは大切です。
SEO対策23:魅力的な概要ページにする
YouTubeのチャンネルのトップページには「概要」というものがあり、ここにはチャンネルについての説明を書くことができます。
この概要ページを魅力的なものにすれば、あなたのチャンネルを魅力的に思ってチャンネル登録者数が増えることが予想されます。
概要ページの内容には、少なくともそのチャンネルが発信している内容とチャンネル主の自己紹介が必要です。
特にエンタメ系のチャンネルではなく、何かのノウハウを伝えるようなチャンネルの場合はこの概要欄の出来が重要になります。
SEO対策24:最初の15秒で惹きつける
YouTubeの動画では最初の15秒で惹きつけるのが重要です。
YouTubeでは視聴者はいつでも視聴をやめて別の動画を見に行くことができます。
そのため、最初に惹きつけられなければ多くの人がすぐに離脱してしまい、平均視聴時間が短くなってしまいます。
そして、平均視聴時間が短いとYouTubeから低い評価を受けてしまい、動画がなかなか表示されなくなってしまいます。
最初の15秒で惹きつけるために、動画の一番おもしろい場所をチラ見せしたり、先が気になるような発言をしておくのが重要です。
最初の15秒は視聴維持率が60%以下だと低すぎるので、改善できる所がないか見直しましょう。
SEO対策25:YouTubeアナリティクスをもとに改善する
YouTubeでは動画をアップロードしたらそれで終わりというわけではありません。
YouTubeアナリティクスをもとに改善していくようにしましょう。
具体的には、YouTubeアナリティクスで動画の情報を参照し、アップロードした動画の中で、どの動画が多く視聴されていて、どの動画の平均視聴時間が高いのか分析します。
そして、そのような動画のどこが良かったのか考察し、次の動画に活かすのです。
ちなみに、再生数が多い動画はタイトルやサムネイルが良く、平均視聴時間が長い動画は動画の内容が優れている場合が多いです。
YouTubeのSEO対策に役立つツール3選
YouTubeのSEO対策に役立つツールは主に以下の3つです。
それぞれのツールについて詳しく見ていきましょう。
Ahrefs
出典:Ahrefs
ahrefsはSEO対策全般に役立つとても優秀なツールです。
ahrefsはYouTubeにも対応しており、「キーワードエクスプローラー」という機能で、キーワードのYouTubeでの推定の検索ボリュームを見ることができます。
その上、そのキーワードで上位表示された場合のクリック数や関連するキーワードまで見ることができます。
VidIQ Vision
出典:VidIQ Vision
VidIQ Vision(ヴィドアイキュービジョン)はGoogleChromeの拡張機能で、その動画のパフォーマンスを見ることができます。
具体的には、その動画のSEOスコア、動画の人気度、付けられているタグなどさまざまな情報を覗き見することができます。
そのため、自分の動画はもちろん、競合のYouTubeチャンネルの情報をを参照する時にも役に立ちます。
無料で使うことができるので、YouTubeについて分析するツールを持っておきたい人はぜひ追加しておきたいです。
有料版(月額約1,000円)では、より多くのキーワードが分析できるようになります。
TubeBuddy
出典:TubeBuddy
TubeBuddy(チューブバディ)はYouTubeの総合的な分析ツールです。
無料で使うことができ、高い成果を挙げることができるキーワードを見つけたり、動画の投稿時間を短縮したりするのに役立ちます。
サムネイルのA/Bテストなども行うことができます。
YouTubeのSEO対策のまとめ
SEOとは、検索エンジンで自分がアップロードした動画が上位に表示されるように調整する行為のことです。
YouTubeで効果的なSEO対策は以下の25個です。
- 動画を撮る前に狙うキーワードを決める
- チャンネルの規模に合った検索ボリュームのキーワードを選ぶ
- タイトルに狙うキーワードを完全一致で含める
- タイトルを50文字未満に収める
- 概要欄に複合キーワードを含める
- 30個以上のキーワードタグを付ける
- 動画のファイル名に対策キーワードを含める
- ハッシュタグを3個つける
- 文字起こしにキーワードを追加する
- 再生回数を増やす
- 平均視聴時間を伸ばす
- チャンネル登録者数を増やす
- 魅力的なサムネイルにする
- ユーザーからの評価が高い動画を作成する
- 関連あるチャンネルを有効にしておく
- 適切なカテゴリに分類する
- カードを追加する
- SNSで動画を宣伝する
- ブログに動画を埋め込む
- 再生リストを作る
- 動画の長さを最適化する
- 最適なヘッダー画像を設定する
- 魅力的な概要ページにする
- 最初の15秒で惹きつける
- YouTubeアナリティクスをもとに改善する
YouTubeのSEO対策に役立つツールは以下の3つです。