この記事では、YouTubeのチャンネル登録者数を増やすための方法について、具体的に解説していきます。
チャンネル登録者数の推移を見る方法なども解説しています。
チャンネル登録とは?
チャンネル登録とは、YouTubeでお気に入りのチャンネルを登録することです。ブックマークのようなものだと考えるとわかりやすいかもしれません。
チャンネル登録をするとチャンネルの動画がホーム画面や登録チャンネルに表示されるため、お気に入りのYouTuberの動画が見つけやすくなります。
YouTuberにとっては、チャンネル登録をしてもらうと、今後も観に来てくれる可能性が上がるので動画の再生数が伸びやすくなります。
また、チャンネル登録者が1,000人以上いることは収益化の条件なのでかなり重要です。
チャンネル登録者数を増やす戦略全15個
チャンネル登録者数を増やす超具体的は戦略は以下の15個です。
「もっとも重要な3つの戦略」「即効性の高い5つの戦略」「じわじわ効いてくる7つの戦略」にわけて詳しく解説していきます。
もっとも重要な、チャンネル登録者数を増やす3つの戦略
チャンネル登録者数を増やす戦略のうち、もっとも重要なのは以下の3つです。
戦略①:週3~4本以上動画を上げる
チャンネル登録者数を増やすために一番大切なのは「量」です。具体的には、週3~4本以上動画を上げるようにしましょう。可能であるなら毎日投稿が理想です。
多く動画を上げるとYouTuberとして早く成長できますし、YouTubeからも評価を受けやすくなります。
また、多くの動画があると視聴者が「このチャンネルには私の好きな動画が多くあるかも知れない」と思ってチャンネル登録してもらえる確率も高まります。
投稿本数にこだわるあまり、動画の質が下がってしまうようであれば、視聴者の満足度は下がってしまって再生回数は伸びません。
動画の質を保ちつつも投稿本数を増やすことがポイントです。
戦略②:サムネイルとタイトルを工夫する
YouTubeの動画で一番大切なのは「サムネイル」で、その次が「タイトル」です。
なぜこのふたつが大事なのかというと、視聴者が最初に見るのが動画のサムネイルとタイトルだからです。どんなに動画の質が高くても、再生してもらえなければ意味がありません。
そのため、サムネイルとタイトルで視聴者をひきつけて、再生してもらう必要があります。サムネイルもタイトルも「いかにクリックしたくなるものにするか」が重要です。
たとえば、以下のようなタイトルやサムネイルはクリックしたくなります。
「嫌でも痩せる簡単な方法」を知りたくなってしまうからです。「簡単」という言葉はついクリックしたくなるので、積極的に使うのがおすすめです。
また、以下の動画もクリックしたくなります。
「意外」「激痛」などの気になる言葉によって、動画の内容に興味がわくからです。
サムネイルやタイトルはキャッチコピーの本を読むと、より深く学べます。
「会社でYouTube運用を任されたけど、知識がなくてサムネイルの必要性や作り方がわからない」「YouTubeで再生回数を増やすために効果的なサムネイル作成のコツを教えてほしい」サムネイルの作り方のコツや初心者でも簡単に使用[…]
戦略③:ほかのYouTuberとコラボする
ほかのYouTuberとコラボするのも、チャンネル登録者数を増やすのにとても効果的です。コラボ相手のチャンネル登録者があなたのチャンネルも登録してくれるかもしれません。
ただ、この時に注意しなければならないのはコラボの相手選びです。あなたが登録者100人の場合、間違っても登録者100万人のYouTuberにコラボを申し込まないようにしましょう。相手にメリットが少なすぎるため、コラボを引き受けてもらえないでしょう。
コラボ相手としておすすめなのは自分より登録者が少し多いくらいのYouTuberです。そして、コラボ相手とあなたのチャンネルの視聴者層が一致しているほど、コラボの効果は大きくなります。
チャンネルの属性が大きく離れている場合、お互いにコラボの恩恵が受けられないので、コラボ相手を見極めてからコラボをしましょう。
また、コラボすることで視聴者に「観たい」と思わせられるような人選びと企画にすることもポイントです。
コラボ例
即効性の高い、チャンネル登録者数を増やす5つの戦略
チャンネル登録者数を増やす戦略のうち、即効性が高いのは以下の5つです。
戦略④:動画内でチャンネル登録をお願いする
動画内で必ずチャンネル登録をお願いしましょう。人は意外と行動を指示しないと行動してくれないものです。
そして、指示はできる限り具体的なほうがいいです。たとえば、「右下のチャンネル登録ボタンを押して、チャンネル登録をお願いします」などとしましょう。
チャンネル登録をお願いするタイミングは場合によりますが、動画の最後が一番多いです。
その際「このチャンネルでは、〇〇の情報を発信しています」のような形で、どういうチャンネルなのかを説明してあげるとチャンネル登録をしてもらいやすくなります。
戦略⑤:エンドカードを入れる
エンドカードを入れるようにしましょう。エンドカードとは、動画の最後に流れる短い終了画面のことです。
エンドカードにはチャンネル登録ボタンはもちろん、関連動画も挿入できるので、積極的に活用していきましょう。多くの人気YouTuberはエンドカードを効果的に活用しています。
チャンネル登録ボタンを設置し、ナレーションでチャンネル登録をお願いすると、チャンネル登録を効果的にアピールできます。
↓エンドカードの例
「YouTube動画に終了画面を設定したいけど、効果的な使い方がよくわからなくて困っている」「会社でYouTube運用を任されたけど、再生回数を伸ばすために何から始めたらいいかわからない」YouTubeではユーザーの滞在時間を伸[…]
戦略⑥:透かしを入れる
透かしを入れるのもチャンネル登録者数を増やす上で有効です。透かしとは、「ブランディング機能」とも呼ばれるもので、動画の再生画面に小さなチャンネル登録ボタンを設置することができます。
この透かしを使って、再生画面の右下などに小さいアイコンでチャンネル登録ボタンを設置するのが効果的です。透かしが表示されるタイミングは選べますが、基本的には「動画全体」がおすすめです。
ちなみに透かしはパソコンでは表示されますが、スマホでは表示されないので注意が必要です。
↓オレンジの枠で囲った部分が透かしです
戦略⑦:検索されやすいハッシュタグを入れる
YouTubeの動画にはハッシュタグが付けられます。ハッシュタグを入れるのは、YouTubeで意外と重要です。
ハッシュタグを入れると、YouTubeのアルゴリズムに「この動画はこんな動画ですよ」と知らせることができます。ハッシュタグをつけることで検索で表示されやすくなったり、関連動画に表示されやすくなったりします。
ハッシュタグは「あなたの動画だとわかるタグ」「どんな分野の動画なのかわかるタグ」の2種類を入れるのが大切です。
「あなたの動画だとわかるタグ」は関連動画に表示されやすくするために重要で、「どんな分野の動画なのかわかるタグ」は検索で表示されやすくするために重要です。
戦略⑧:SNSを活用する
SNSのアカウントを持っている人は、これを活用しない手はありません。
YouTubeで動画を上げたら、SNSで報告するようにしましょう。SNSを使えば確実に再生数が伸びます。その結果、チャンネル登録者数も増えるでしょう。
SNSアカウントを持っていない人はこの機会に始めましょう。ちなみに、YouTubeと相性の良いSNSは以下のとおりです。
- TikTok
じわじわ効いてくる、チャンネル登録者数を増やす7つの戦略
チャンネル登録者数を増やす戦略のうち、じわじわ効いてくるのは以下の7つです。
戦略⑨:一貫性を持たせる
チャンネルに一貫性を持たせるのは重要です。具体的には、以下のものに一貫性を持たせます。
- 扱うジャンル
- 投稿時間
- サムネイルのデザイン
- 冒頭のあいさつ など
一貫性があると視聴者が「この人はほかの動画も面白そう」と思ってチャンネル登録してくれる可能性が高まります。
「副業でYouTuberをはじめたいけど、どんなジャンルが自分に合っているかわからない」「YouTubeではやく収益化できる狙い目のジャンルが知りたい」最近、副業としてYouTuberをはじめる人が増えていますが、YouTube[…]
戦略⑩:視聴者の役に立つ動画になるよう心がける
視聴者の役に立つ動画になるよう心がけるという点も大切です。
これは「真面目な動画にしよう」というわけではありません。エンタメ系の面白い動画であっても、視聴者を楽しませて、役に立っています。
動画を撮る時には、「この動画は視聴者にとってどう役に立つか」考えるべきです。あなたの動画を見て「私の役に立った」と思う人がいたら、その人はチャンネル登録をしてくれる可能性があります。
自分が面白い動画を投稿するのでは無く、視聴者が求める面白い動画を投稿しましょう。
戦略⑪:登録するメリットを伝える
チャンネル登録をお願いする時には、必ず登録するメリットを伝えましょう。なぜなら、人はわざわざメリットのない行動はしないからです。
「チャンネル登録をすればこのチャンネルの動画がすぐ見れます」「今後もこういった動画を見逃したくないという方はチャンネル登録お願いします」などの言葉を入れて、チャンネル登録のメリットを強調しましょう。
戦略⑫:伸びた動画・伸びない動画を分析する
多く動画を上げていると、伸びる動画も伸びない動画も出てくるはずです。
伸びた動画や伸びない動画は必ず「なぜ伸びたのか」「なぜ伸びないのか」を分析しましょう。
伸びた動画は視聴者があなたに求めているものを満たしていますし、伸びない動画は視聴者にとって期待違いだった可能性があります。
伸びなかった動画の特徴を捨て、伸びた動画の特徴を増やしていけば、伸びる動画がより増えていくでしょう。
動画が人気になれば、チャンネル登録をしてくれる人も増えるはずです。
戦略⑬:決まった日時に投稿する
決まった日時に投稿するのも大切です。動画を投稿する曜日と時間を決めて、それを視聴者にも伝えましょう。決まった時間に動画を上げれば、「この時間にはあの人の動画を見る」という習慣が視聴者にできあがります。
そうすれば動画の再生数も伸びますし、チャンネル登録者数も増えていきます。
戦略⑭:概要欄を充実させる
YouTuberは概要欄を充実させていない人が多いですが、概要欄を充実させることは、実は重要です。
概要欄では動画の内容を説明し、どの時間に何の内容が話されているのかわかる目次をつけましょう。
そうすることでYouTubeのアルゴリズムがあなたの動画の内容を理解しやすくなり、検索や関連動画などで表示してくれる可能性が高まります。
戦略⑮:音質にこだわる
YouTubeでこだわるべきなのは、実は画質ではなく音質です。
画質は人によってあまり差がないので、視聴者も「この人の動画は画質がいいからうれしい」「この人の動画は画質が低いからヤダ」ということはあまりありません。
一方、音質は人によってかなり異なります。声が聞き取りにくいとそれだけで視聴者が離れてしまいます。
「YouTube撮影で使えるマイクを探しているけど、種類が多すぎて選べない」「自分にぴったりのマイクをわかりやすく教えてほしい」多くのユーザーにYouTube動画を視聴してもらいたいなら、カメラ画質よりも音声にこだわることが大切[…]
チャンネル登録者数の推移を見る方法
チャンネル登録者数の推移はYouTubeの自分のチャンネルのアナリティクスから見ることができます。
YouTubeのアナリティクスは、ほかにもチャンネル登録者数の増加につながった動画、人気を集めている地域などさまざまなことがわかります。
ただ、これではリアルタイムのチャンネル登録者数は見ることができません。リアルタイムのチャンネル登録者数が知りたい場合はYTSC(You Tube Subscriber Counter)というツールを使うと便利です。
YTSCではほかの人のチャンネル登録者数なども知ることができます。
「会社でYouTubeを使ったインフルエンサーマーケティングを始めることになったけど、人気が出始めているYouTuberの探し方を教えてほしい」「YouTuberのチャンネル登録者数が増えていく仕組みを知ることで、自身のチャンネル運用に[…]
チャンネル登録者数を増やす戦略のまとめ
チャンネル登録者数を増やす具体的な方法を15個紹介しました。
今回ご紹介した方法を意識して動画作成をしてみてください。
とはいえ、ひとりでYouTubeのチャンネル登録者数を伸ばしていくのは難しいものです。
OTONARIではYouTuberのサポートを行っています。弊社独自のチャンネル登録者数を増やしていくノウハウもありますので、ぜひ一度お問い合わせください。